カテゴリー別アーカイブ: 院長の習慣慎重

院長の習慣慎重 11月17日

週刊新潮は偉い

何と言っても毎週発売するからなあ。文芸春秋だって毎月ちゃんと。穴を開けることはないのだろうか。
と、とぼけてブログ未更新約2カ月の怠慢を誤魔化す。10月からやけに身辺慌ただしく。。。気が付けばもうすぐ年末とは。

国立受講生の皆さん有難うございました。

本来はやりたくなかったのですが、あまりにサイトビジター(つまり生徒見込)が少ないためテコ入れに、
「個人の感想です」というやつを寄せていただくことになりました。快く応じていただいた国立受講生の皆様
有難うございました。無添加無修正です。(受講生の声)本当に有難い。嬉しい。もう儲からなくてもいいか。

四谷校は順調です。

生徒数以外は。受講生さんみな楽しんで学んでいただいていると、出席を見る限り、信じています。Introductoryコースも折り返しを過ぎ、厄介な冠詞や前置詞の授業を終え、いよいよ本格的な英文法の森に分け入っていく段階です。皆さん真面目なので、視界が開けるのも遠くないでしょう。問題はひとえに生徒のマーケティング。。。これは資本(広告費)との相談なので、何とか知恵を絞って。

 

 

 

 

院長の習慣慎重 9月20日

10月3日いよいよ四ツ谷にて開講!
いや、その前に、国立モニター受講生の皆様長い間有難うございました。

9月15日国立モニター講座無事終了しました。ほぼ半年20回の75分授業に全部出ていただいた方も複数名いらっしゃいました。(「あまちゃん」の通算放送時間とほぼ同じ長さです!)
感謝感謝です。で、成果はどうだったか?
勿論みなさん達者になりました。いや自然になったわけではないでしょう。芥川ではないですが、
天の下に不思議なし。結局、毎週宿題をきちんとやった方は飛躍的に書けるようになる、
という平凡に聞こえるけれど重い真理を見せていただきました。
さあ、この経験を糧に日本の真の国際化と、少々のパンとワイン代のために
10月の四ツ谷での本開講、頑張ります!

誰が為のKokkai―gijidomae

オリンピックは有難い、と思えるほど私自身はまだ恩恵はあずかっていないが、東京中を英語に塗り替えるまたとないチャンス。昔、デンマークのコペンハーゲンからノルウェーはオスロを廻る出張に行った。前者はどこでも英語の標識があって何ら困ることはなく、さすがハムレットの国と感心したが、後者は列車を降りた途端現地語の標識しかなく文字通り右往左往させられた。ノルウェーも我が国も英語の案内が少ないのは悪気ではないのだろうが、もう少し意識して国際化を生き抜く姿勢を示す必要があるのは言うまでもない。私の会社の最寄駅、高級官僚と政治家の聖地の地下鉄駅標識をKokkai―gijidomaeとして平然としている神経はオリンピックを機に一刻も早く治すべきだろう。たいしたことではない。この標識を見て途方に暮れる外国人の気持ちを想像できれば、明日にも変えられる。

The Company Men

ベン・アフレック演ずる優雅な高給営業部長、朝のゴルフを終えて出社すると待っていたのは「余剰人員だから解雇する」という人事部長からの呼び出し。さあてどうするMBA。40手前でこのご時世にほっぽりだされて同じような仕事が見つかるか?「こ、これは、お、おれ。。。?」(勿論ベンアフレックに似てると言う意味ではない)映画としての出来なんて吟味する余裕なく、元部長さんの就職活動に涙し、じわじわ迫る家計圧迫のエピソードはどんなホラーより怖い。ああ、そうなんだよなあ、とうなずきっぱなしだった。これは海の向こうの話と思える方がうらやましい。

The Company Men (2010) Poster

院長の習慣慎重 8月15日 (兼 今月の一冊)

異人たちとの夏

お盆はこれである。一昨年、昨年とNHK衛星でこの映画を二年続けて観て、いずれも涙滂沱となる不覚を取った。

家庭にも仕事にも疲れた中年男(映画では風間杜夫)が12歳で死別した両親に出会って過ごすひと夏。怪奇談でも単に親恋の話でもない。人生の下り坂に入って気付く、空っぽな人生。絶対的に自分を肯定してくれる人の存在を求めるが、それが死んだ親しか思い浮かばない。むしろその切なさが響く。男はつらいね。

原作を読もうと思い立ったのは最後の浅草「今半」での別離のシーンが映画とどう違うか確かめたかったから。あの宝石のような、美しい江戸弁の会話はそのままだった。また読んでいて不覚を取った。

グーグル検索1位!

恥ずかしげもなくこのブログ更新をFBやらメールやらで友人知人にPRしていたら、じぇじぇ、塵も積もればというのか、千里の道も一歩からというのか、グーグルで「英文ライティングスクール」と検索するとなんとトップに表示されるようになった。因みに2位は日経の英文添削である。くふふ、日経に勝った。冷や汗かいて下手な俳句をさらした甲斐があったというもの。このサイトを訪れていただいた方にはただもう感謝。ありがとうございます。(まだそれで生徒の申し込みが来てるわけではないんですが)

 

院長の習慣(いつのまにか月刊)慎重 7月10日

Intermediate コース開講!

6月30日からいよいよIntermediateコースが始まりました。Introductoryコースから進んでいただいた4名に、大学の先生と翻訳家の卵の2名が加わり6名の船出です。既に2回の授業が終わりましたが、白熱教室とまでは言いませんが、生徒さんの熱心さのおかげで教室は盛り上がっています。初めてこの手にいただいた授業料、無駄にはしません。往々にして新米先生というのは自分が何を教えるかに焦点が行きがちですが、私は少なくとも、生徒さんが「なんだか英語が書けるようになった」というその実感を得ることだけにフォーカスしていきます。それが、それだけが、この名もない学校が生きてゆく”よすが”ですから。

東京進出決定!

本日株式会社NEWSの法人登記申請手続きが完了。7月23日付で認可のはこびとなる見通しです。設立地は、エヘン、東京都千代田区六番町15-2。上智大学のある四ツ谷駅麹町口から徒歩1分の主婦の友会館並びのビルの3階。10月からこちらで本開講いたします。

 

 ブーリン家の姉妹

前回更新から見た映画で特筆だったのは「ブーリン家の姉妹」。この話は歴史ドキュメンタリーか何かで大筋知ってはいたが、日本の戦国ものに「大奥」を混ぜたような世継ぎの話で、その後近隣をはじめアジアまで巧妙に世界を支配してゆくイングランドも昔は大変だったんだ。英国国教会がこういう経緯で出来たなんて知らなかった。高校で教えてくれたかなあ。原題はThe Other Boleyn Girl、という意地悪な題名。私は姉ナタリーポートマンより妹スカーレット・ヨハンセンが趣味なので、私がヘンリー八世だったらもう少し歴史も穏やかだったろうに、とこういうのは妄想というのか。。。

 

院長の習慣(いつのまにか月刊)慎重 6月9日

あと1回

私を含め誰もが完走は出来ないだろうと見ていた、NEWSライティング入門コース全10回がなんと来週完結する。完走である。記録は問わないで欲しい。とりあえずこのレースの主役である生徒の皆さんに拍手。そして私からは深甚なる感謝、というしかない。とにかく「少し書けるようになったかな」という感想をもってテープを切っていただきたい。後生だから。

小学生の英語

一応業界関係者なので一言。デンマークもオランダも自国語では”食えない”ので準English Speaking Countryになった。我々日本人もそういうことならそういうことで腹を括って英語やるしかない。自民党、ちゃんとそう言え。さすがに「日本語がおろそかになる」という偽善で反対する者はいなくなる。それにしても、何かチームや組織を強くしたい時は、まず指導者を替えたり鍛えたりしないか?駄目な会社は新人研修ばかりしたがるけど、まさか小学生の根性やその親の射幸心をあてにしていないよね。大丈夫かね。

内田けんじ

NEWS開講以来、一週間で休日は原則日曜午後だけなので、楽しみは録画しておいた衛星放送の映画を見るのがせいぜい。それでも「あたり」はある。”アフタースクール”という映画は面白かった。①構成が緻密で場面転換が巧み。(黒沢の影響散見)②ドアップ映像は目立たずロングショット(引いて撮影する)で画面が安定。③犯罪ものなのにエログロシーン一秒もなく引っ張る。④何よりオリジナル脚本・監督だって。すごいじゃんこの内田けんじって監督。とネットで調べたら、えっ、サンフランシスコ州立大学卒って後輩だし。いつかスポンサーになりたい。文化庁芸術選奨受賞?授賞理由は、あっ、俺が④で褒めてる理由と一緒じゃん。

 

 

 

 

院長の習慣慎重 GW特別号

西門商店街の秘密

GW。NEWSに土日を費やしてるので久々の休日。小中高のお友達と楽しい麻雀。で、いそいそと我が懐かしの相模原へ。折角なので途中この西門商店街を写メに収めてきた。え、そんなとこ知らない?

瑛多と松田龍平のテレビ東京のドラマ「まほろ駅前番外地」のオープニングシーンはここ相模原6丁目の西門商店街アーケードなんです!!なつかしいなあ。小学校前に母親に手を引かれて買い物来たし、高校の夏休みはここにある洗濯工場でバイトしたし。パチンコ屋でチンピラにからまれ走って逃げたり。それがなあ瑛多と松田龍平のドラマに毎週出て来るなんてなあ。出世したなあ、西門!長生きして良かった。

ところでこの「まほろ駅前」、 近年のテレビドラマの水準からしたら出色の出来。さすがに原作が純文学系だけあって人物造形が繊細。エンタメ色を前面に出しながらも、ぎりぎりのリアリティを保っている。この脚本監督の大根さんという人「モテキ」の監督らしいけど、もっともっといくんじゃないか。松田龍平の怪演も楽しい。毎回 のゲスト出演者もみないきいき。特に高良健吾のチンピラ役は特筆もの。町田(まほろは町田のこと)相模原で育った人間にはああいう空気のチンピラわかるわかる、というか絶対いたぞ!

今衛星放送のテレビ東京で再放送やってます。我が西門も是非ご覧ください。

院長の習慣慎重 4月21日

本日の説明会ご出席の皆様有難うございました。

今日の説明会にも、まさに足元のお悪い中、6名の方にお越しいただいた。感謝。今の所は無料セッションだし、来週以降も続けていただけるかは全くわからないが、これで当初目標としていた10名体制でのスタートが切れた。

後はNEWSの提供する学習が、来ていただいた方のニーズに符合するか、日曜午前中という貴重な時間枠を3カ月に亘り惹きつける磁力を持ち続けるか、だけ。そしてその先のIntermediateコース(有料)に何割の方が。。。

まあ、「今でしょ!」とか言って人を惹きつられる役者でもないし、逆算して事を進められるほどのベテランでもないので、毎週毎週の授業と添削で受講者の予期を超えていくことを積み重ねる、そのように力と誠意を尽くす、しかない。

TOEIC VS TOEFL

自民党がTOEFL90点(120点満点)をトップ30大学卒業の要件にする提言をしたとか。英語能力のメジャメントとしてはTOEICより優れているし、TOEICに冷や水を浴びせる効果はよしとしたいが、自民党の皆さん、今のTOEFLibtで90点を取れる学生が何割いるのか見当をつけてるのだろうか。恐らくせいぜい5%で、その5%の9割は帰国、留学、ハーフ、のいずれかまたは重複だろう。90点は普通の公立高校から刻苦勉励してトップ30大学に入った人が、普通の学生生活で到達出来る点数ではない。セミプロの私が保証する。さあ今度は留学のゲーム化が始まるか。

 

院長の習慣慎重 4月11日号

4月7日の説明会にお越しいただいた皆さんには本当に感謝したい。小さな船出だが、私には大きな一歩だった。

私には看板が無い。すなわちNOVAでもCoCoでもサイマルでもない。そんな所に、如何に無料とはいえ、日曜の午前を潰して来ていただいたことは立派なコストである。その皆さんの期待にそむかないよう、14日の第1回目授業はよくよく準備したい。これまでどこにもなく、誰もやらなかった、役立つものにするつもりだ。私には看板がない。しかし、理想がある。

くぐり抜けた花水木

庭に昨年植えたハナミズキの白い花が咲いた。自慢ではないが(俳句を趣味とするものの風上にも置けないが)植物に感動したのは、これが生まれて初めてである。高校生の頃、小椋佳さんの「くぐり抜けた花水木」という歌が大好きだったが、その花が今自分の庭にある。

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その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐり抜けてみる 花水木 (小椋佳) 今週の一句も宜しく

 

 

院長の習慣慎重

写真             開講にあたって(全文)

私の学生時代を知る者がこの開講を知ったなら、悪夢か、或いは悪い冗談ではないか、と目をこすり、耳を疑い、冷や汗を流すことでしょう。

私は帰国子女でもなければ写真のとおりハーフでもありません。仕事で英語を用いたのも入社して10年たった32歳の時、人事異動で国際業務部というところに異動になってからです。

初めてそこでTOEICなるものを受けました。そこそこ取れるだろうと高を括っていたら500点台半ばで、危うく部内でブービーとなるところでした。

 以来留学期間を含めて20年以上に亘り保険業界で英語を用いて仕事をすることが生業となりました。おかげで外国企業との提携交渉だとか海外でのジョイントベンチャーの設立だとか、自己実現の観点からは大変面白い、貴重な経験をさせてもらいました。これは殆んど英語のお蔭です。英語という付加価値が私になければそんな感慨を持つサラリーマン生活を送ることはできなかったでしょう。

 一方、矛盾するようですが、私は勤務した外資系生保で6人の外国人社長に仕えましたが、退職する最後の最後まで英語を聞き取るのは苦手でした。正直に告白すれば2-3割は彼らが何を言っているのかわからず仕舞いでした。それでもなんとか勤まったのは、書くことに関しては苦ではなかったからでした。

 ビジネスで必要な英語は、読めることは前提として、何よりも書くことです。聞く話す、で少々コミュニケーションに劣ろうとも、文章さえキリリとしていれば何とかなります。逆はそうはいきません。素晴らしい発音で意味のない雑談をしても書く英語がおぼつかなければ、ある程度の職位になるとやっていけません。

 外資系は勿論、日本企業でも今後ますます海外市場抜きに、すなわち英語抜きに、生きていくことは難しくなると仄聞しています。学生は学生で、外国人留学生と就活で英語力を競わなければならない。考えてみて下さい。聞く話すで英語の勝負できますか?

 今こそ、書く英語、が必要なのです。あなたが勝ち抜くために。ではどこで学びますか?

驚かないで下さい。この何でもある東京で、書く英語を教えてくれる学校を探すことはなかなか難しいのです。何故なら、公教育―高校・大学―でも民間教育でも―いわゆる語学学校―でもその講座を提供することは極めて困難なのです。何故か。

 書く英語を教えるには添削が不可欠です。高校や大学のように多数の生徒の英文添削を毎週教師が行うことは不可能です。民間の語学学校はスケールメリットで利潤を上げていくので「書く英語」を教えることは費用と時間がかかり割に合わないのです。その場で終わる英会話やTOEICに資源を割いた方がいい。だから無視しています。(でも、実は書けることこそが英語の実力なので付け焼刃の試験対策より、書く英語、の方が遥かにTOEIC対策としては有効なのです!)

 決定的なのは講師の不足でしょう。書く事=ネイティブと何故か誰もが信じ、日本人講師は眉唾と思われています。実は書く英語をネイティブに教わる必要は殆どありません。ネイティブらしく書く必要などどこにも無いからです。英語は英米人に向けてだけ使うわけではありません。アジア、欧州、そして全世界とつながるための道具です。恰好をつけた英語よりも明瞭・正確・簡潔、そして力強さのある文章が大事なのです。

 ネイティブによる指導には短所もあります。質問が出来ないのです。なぜそこでtheが必要か。何故完了形になるのか。細かいことを即座に英語で聞けるならもとから苦労しない。それでも何とか食い下がって聞いても彼らにしてみれば母国語なので紋切り型の回答しか出来ません。しかしそれでは我々日本人に反復可能な習得にはならないのです。

英語を書く事、それは21世紀の産業の“米”です。世の中がどう変わろうと、どんな業界だろうと、欠かすことの出来ない最もベーシックな競争力の基礎なのです。企業にとっても。あなたにとっても。

NEWSが、少しだけそのお役にたてれば、と願っています。

平成25年春

英語以外。。。

趣味:ゴルフ:八王子CCオフィシャルHC13。重度の腰痛発症のためセミリタイア中。
ピアノ:ランゲ「花の歌」まで習得。発表会に出て壇上で固まってしまった記憶が癒えずセミリタイア中。
俳句:読売文化センターで岩淵喜代子先生に師事。NEWS開設準備のためセミリタイア中。
代表作 金星に歩み寄りたる夜の秋
水泳:マスターズ競泳にチャレンジ。ターンで手が壁につかず悲惨な結果に。この記憶が癒えずセミリタイア中。
酒場放浪:独りもよし、仲間ともよし。バリバリ現役活動中。

特技(?):TOEIC940(Reading495)