カテゴリー別アーカイブ: 院長の今週の一句

今月の一句 9月20日

フィレンツェの糸杉月に届かざる

糸杉と星の見える道

かの地では糸杉は死の象徴で、見渡す限りの平野に突き出た糸杉は墓標だそうである。
天に近づくためと聞いた。月は俳句では秋の季語。(絵はゴッホの「糸杉と星の見える道」)

 

 

今週の一句 6月9日

明日へとただ明日へと夏燕

 

 

 

夏燕は子育てに忙しい。親はひたすら餌を獲り子はひたすらそれを食む。弱音や愚痴をこぼしている暇はない。びゅんびゅんと生きる。かくありたい。