月別アーカイブ: 2014年12月

院長の習慣慎重 2014年12月23日

2014年を振り返る

今年も余すところあと一週間。勤勉な生徒さん、支えてくれたお友達、翻訳クライアント様のお蔭で当校も何とか年を越すことが出来そうです。有難うございました。粛々と経営を進めていくつもりの2014年だったのですが、それでもいろんな出来事がありました。まず、
上智大学の講師就任ーまだ終わっては無いのですが30回近い授業案を創るのには苦労しました。少しでも学生さんの力がつくといいのですが。
専用事務所への移転ーお世話になっていた貸会議室の競合が激しくなり、泣く泣くそこを移りかなりの資本支出を強いられました。しかし結果的にはとてもいい環境の事務所を四ツ谷に確保することが出来ました。
写真
Continuing Educationコース開設ー英語学習に終わりなし。Intermediate修了者のための隔週添削コースを開講し、現在5名のメンバーと和気藹々でやってます。いずれは当校の中核コースに育てます。

2014年「観た」映画

相変わらずNHK衛星に頼った1年で新作は少ないのですがそれでもいい出会いはありました。
まず「愛する人」(原題Mother and Child、2009年米)。「彼女を見ればわかること」のガルシア監督の感動作。ナオミ・ワッツは凄すぎ。「ある海辺の詩人」(2011年伊)飛行機で観ました。しみじみした、滋味あふれる短編小説を読んだよう。「愛 アムール」(2012年独)ドイツの製作ですが殆どフランス映画。カンヌグランプリ他各映画賞総なめも当然でしょう。欧州の人間観・人生観がぎゅっと詰まったような重さ。中高年は観ないといけませんね。このほか「アルゴ」などの中東ものも面白かったのですが、邦画のあたりは「白ゆき姫殺人事件」「ジャッジ」くらいで昨年の内田けんじのような大玉に出会えなかったのは残念でした。

2014年の自選三句

誰が為に舞う花吹雪手酌酒

肩寄せて蛤を焼く海の暮れ

野良犬の孤独を思ふ炎暑かな

(年後半より句作中断中)