月別アーカイブ: 2013年8月

院長の習慣慎重 8月15日 (兼 今月の一冊)

異人たちとの夏

お盆はこれである。一昨年、昨年とNHK衛星でこの映画を二年続けて観て、いずれも涙滂沱となる不覚を取った。

家庭にも仕事にも疲れた中年男(映画では風間杜夫)が12歳で死別した両親に出会って過ごすひと夏。怪奇談でも単に親恋の話でもない。人生の下り坂に入って気付く、空っぽな人生。絶対的に自分を肯定してくれる人の存在を求めるが、それが死んだ親しか思い浮かばない。むしろその切なさが響く。男はつらいね。

原作を読もうと思い立ったのは最後の浅草「今半」での別離のシーンが映画とどう違うか確かめたかったから。あの宝石のような、美しい江戸弁の会話はそのままだった。また読んでいて不覚を取った。

グーグル検索1位!

恥ずかしげもなくこのブログ更新をFBやらメールやらで友人知人にPRしていたら、じぇじぇ、塵も積もればというのか、千里の道も一歩からというのか、グーグルで「英文ライティングスクール」と検索するとなんとトップに表示されるようになった。因みに2位は日経の英文添削である。くふふ、日経に勝った。冷や汗かいて下手な俳句をさらした甲斐があったというもの。このサイトを訪れていただいた方にはただもう感謝。ありがとうございます。(まだそれで生徒の申し込みが来てるわけではないんですが)