NEWS（Nippon English Writing Services）ライティングスクール

ＮＥＷＳは創立第3年度に入ります

当校の法人登記は2013年7月なので、いよいよ第3年度に入ります。
3周年というのはある意味区切りなので何か行事（まあ、飲み会ですが）でもと思うのですが
はて満3年でやるものなのか、所謂「数え」でやるものなのか。。。それにしてもお陰様で何とか
3年目に入れたのは有難い限り。生徒数も間もなく通算100人を超えようとしております。
この2年、あまり儲からない事はよくわかりましたが、少しでも受講者さんの仕事や勉強のお役に
たつ限り今後とも末永く頑張ります。

アメリカの豊かさと格差と

5月に何年振りかに米国出張して来ました。今回はコネチカット州ハートフォードという町へ行ってきました。全米50州でも屈指の金持ち州の州都だけあって、その住宅街の美しさはＮＹなどの大都会では実感できないアメリカの豊かさのもう一側面。加えてコミュニティ内のイタリアンレストランのバーが会社帰りかつ家が近所の会社員で5時半から満杯になるという、職住＋飲近接の生活の質の高さには溜息が出ました。日本のおじさんなら新橋ガード下で焼き鳥片手に上司の悪口をぶちまけたあと満員電車に1時間半、バスでやっとたどりつく家路なのに。。。何なんですかねえ、この違いは。一つはアメリカの相続税制の緩さ（基礎控除が数億円らしい）で金持ちはずっと金持ちという事もあるのでは。「資産に拠る贅沢は孫まで」という我が国の相続税との違いを実感しました。

今月の一句

蛙来て華やかなりし独り酒

憂鬱な季節ですが気合入れましょう！

春なんだなあ

2年前に毎週更新するつもりで習慣慎重というオヤジギャグ丸出しのネーミングで始めたこのブログ。週間はとてもとても、月刊はおろかやっと今日季刊で更新。年明けから何故か翻訳の仕事が増え、忙しさにかまけて机から目を上げたら春になっていた、という感じ。さあ、4月。どんな人と会えるかという少し高揚する気持ちは、この儲からない仕事の僅かな慰めでもあり。13日の週から新たな生徒さんを迎え、日本の国際化と少々のパンのためにまた頑張ろう！

新たな仕事

勿論このNews Writing Schoolが本業なのだが、昨年10月からの上智大学に加えて、4月からは相模原にある北里大学の講師も務めることに。相模原で育った私にはなんだか縁を感じる。加えてLIMRA（Life Insurance Marketing&Research Association)という米国コネチカットに本拠を置く保険業界団体の日本事務局を少しお手伝いすることに。これも前職の元上司に頼まれ。年寄り臭いのであまり言いたくないが、こういう寄る辺の無い自営業をしてるとやはり縁が生かしてくれるのかな、などと呟いたりもして。

今月の一句

白猫の集いし夜半の桜かな

比喩ではない。散歩する近所に本当にそういう場所がある。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もNews Writing Schoolを宜しくお願いします。昨年は大学の講義やら、事務所移転やらで何かと慌ただしく、古人曰く、「貧乏暇無し」を地で行った1年でした。今年はあらためて「どうしたら受講者の皆さんがすいすい英語を書けるようになるのか？」をもっともっと突き詰めて考えゆくことにフォーカスしてまいりたい、と決意を新たにしております。現実に、この広い何でもある東京で、常識的価格で英語を書くことを教えるのは当校だけなのです。そんな少々の使命感を胸に。

映画三昧

12月30日から1月2日までの96時間、辞書を開かなかった。何年振りだろう。そして映画通の後輩たちに教えを乞うて選んだ（新作情報では敵わない。クラシックなら負けないのだが）DVDを中心に映画に読書にどっぷりと浸った。これも何年振りだろう。以下寸評。
マダムインニューヨーク：ギンレイホールで。職業柄観ておかないと、ということで。うーん悪くはないが。
もらとりあむタマ子：素晴らしい。省略の効いた、研ぎ澄まされた脚本。小津の切れ味。前田は地？
馬車馬さんとビッグマウス：元シナリオ青年としては個人的に大感激。10分短くすれば傑作だったのに。
きっと、うまくいく：成程、これはいい。「マダム」もそうだが、ボリウッドフィルムって洗練されてるんだなあ。
七番房の奇跡：複数の後輩が絶賛。巷の評価も高いが私は二つの理由で駄目だった。
Help:Beatlesでは無くて公民権運動の話。重いテーマを巧く呑ませる。黒人女優が素晴らしい。
おとなのけんか：ポランスキーのほぼ舞台劇。さすが展開緩みなく、落ちも皮肉も効いている。

この他年末に川本三郎「マイバックページ」山田太一「月日の残像」と2冊の名エッセイを読了。「タマ子」の山下監督が撮った「マイバックページ」のDVDも観たがこれも良かった。妻夫木主役だが「悪人」より彼の持ち味がとてもストーリーに合っていた。
最後に、テレビで録画した「ドクトルジバゴ」。これはもう世界遺産にすべきですね。

今月の一句

写真取るぞと云ふ父なくてお正月

帰る実家が無くなって早七年。そういう齢ということか。

2014年を振り返る

今年も余すところあと一週間。勤勉な生徒さん、支えてくれたお友達、翻訳クライアント様のお蔭で当校も何とか年を越すことが出来そうです。有難うございました。粛々と経営を進めていくつもりの2014年だったのですが、それでもいろんな出来事がありました。まず、
上智大学の講師就任ーまだ終わっては無いのですが30回近い授業案を創るのには苦労しました。少しでも学生さんの力がつくといいのですが。
専用事務所への移転ーお世話になっていた貸会議室の競合が激しくなり、泣く泣くそこを移りかなりの資本支出を強いられました。しかし結果的にはとてもいい環境の事務所を四ツ谷に確保することが出来ました。

Continuing Educationコース開設ー英語学習に終わりなし。Intermediate修了者のための隔週添削コースを開講し、現在5名のメンバーと和気藹々でやってます。いずれは当校の中核コースに育てます。

2014年「観た」映画

相変わらずNHK衛星に頼った1年で新作は少ないのですがそれでもいい出会いはありました。
まず「愛する人」（原題Mother and Child、2009年米）。「彼女を見ればわかること」のガルシア監督の感動作。ナオミ・ワッツは凄すぎ。「ある海辺の詩人」（2011年伊）飛行機で観ました。しみじみした、滋味あふれる短編小説を読んだよう。「愛　アムール」（2012年独）ドイツの製作ですが殆どフランス映画。カンヌグランプリ他各映画賞総なめも当然でしょう。欧州の人間観・人生観がぎゅっと詰まったような重さ。中高年は観ないといけませんね。このほか「アルゴ」などの中東ものも面白かったのですが、邦画のあたりは「白ゆき姫殺人事件」「ジャッジ」くらいで昨年の内田けんじのような大玉に出会えなかったのは残念でした。

２０１４年の自選三句

誰が為に舞う花吹雪手酌酒

肩寄せて蛤を焼く海の暮れ

野良犬の孤独を思ふ炎暑かな

（年後半より句作中断中）

教室移転

いよいよ11月1日から現在の貸会議室から独立オフィスに教室を移転することになりました。エヘン。
当校の予算で借りられるところですから、そうピカピカの部屋ではありませんが、駅近・閑静・広い窓、
いいところが見つかりました。お近くにお立ち寄りの際には是非覗いてみて下さい。
場所　新宿本塩町10-2四谷エースビル201
四ツ谷駅四谷口を出て横断歩道を渡り、外堀通りを市谷方面に歩くと
約1分でセブンイレブン、もう1分歩くと左手に司法書士会館と雪印のネオンがあるビルの間に小路が。
その角の路を入って1分の左手が四谷エースビルです。

上智大学

10月1日からいよいよ講義を始めました。学生さんは私がどんな奴なのか、厳しいのかラクなのか、
Ａをくれるのか、落とすことがあるのか、ひたすらそこを気にしながらも探りかねているようです。
私が考えている事は唯一つ。
「あいつの授業に出ていたら少し英語がわかるようになった」と呟やかせる事。
至ってシンプル。それ以上でも以下でもなく。

今月の一句

棟上げの若い衆秋の空歩む

このひと月、翻訳と授業案に追われて引籠っていたら、いつのまにか秋も半ば。

最後の直線コース

早いもので7月生もIntroductoryは早くも8回目を終わりあと2回を残すのみ。新規受講者9名の方誰一人脱落者もなく宿題も皆さん真面目に出してくれて、誠に院長冥利です。私の急病などで1，2回遅れているIntermediateもいよいよ佳境のエッセイ・ライティングに。我が校はリケジョが受講生の過半を占めるのですが、残業や出張の合間を縫って出てくれる皆さんに本当に頭が下がります。口先でお礼を言うより、とにかく、なんとか皆さんの上達を実現しなければ。後3回しかない！

教室移転予定

昨年10月から1年お世話になったアントレ六番町の貸会議室利用が難しくなってきたので、清水の舞台から飛び降りるつもりで11月1日から独立オフィスを構える事にしました。費用の事を考えると目がくらくらしますが、新しい自分だけの6.5坪にたつと、うれしんだなあ、これが。
場所は新宿区本塩町１０－２四谷エースビル２０１、今と同じ四ツ谷駅、赤坂口から徒歩5分の閑静な場所です。写真等のアップは間もなく。

今月の一句

初恋は午睡の夢か茄子の紺

まあ、おじさんも夢見るんですよ。遠い日の。

満員御礼

と言ってしまっていいだろう。7月期は平日、日曜のクラスともほぼ満席となった。有難い。今月から始めたIntermediate修了者向け継続コース（月1回添削とスクリーニングを「期限なく」やる）にもTOEIC Readingコースにもリピーターのご参加をいただき、これは本当にうれしい限り。後は受講者の皆さんがどうしたら上達するのか、「出来るようになった」という実感を持ってもらえるのか、一途に追求するだけだ。

頑張れ文系男子

私の学校の生徒さんというごく小さな母集団の話なので結論付けるつもりはないが、「書けるようになりたい」と真摯な姿勢で来校するのはリケジョ、理系女子ばかりなのは何故？文系男子はどこで何をしているのだろう？酒席で営業？ワークライフバランス？ジム通い？バブル経済崩壊後のこの方20数年、最も過酷な生き方を強いられたのは文系男子なのでは、というのが私の持論。というのは文系男子の最大の行さきだった金融業が縮小－少なくともグローバルプレゼンスは－したから。司法試験も会計士試験も努力を報い、経済的安定や自己実現を提供してくれる手段にはならなくなった。だからこそ、こういう学校で自らを鍛えて欲しいのだが。。。私の学校以外のいろんなところで自分を鍛えていると信じよう、ご同輩文系男子！

今月の一句

もう一度気張ってみるか濃紫陽花

傘さしながら考えた。

4月生、10名船出！

4月受講生総勢10名、先々週から無事船出しております。
どうか、皆さん上達しますように。首都圏の遠くから来ていただいている方もあり、こちらも身が引き締まります。今期は1月開始のIntroductory受講者全員がIntermediateコースに進んでいただき、ＮＥＷＳ受講生の過半数を占めてます。3月修了のIntermediate受講者の何人かからはまたまた
感想を寄せていただきました。有難うございました。（受講生の声）

秋から上智大学で教えます

勿論非常勤講師ではありますが（汗）、10月から1年生の英語クラスを二コマ教えることに。かの名門大学で！損得抜きでこの上なく名誉なことです。（2年前はただのサラリーマンだったのに。。）

書けない事は話せない

上智の講師面接は英語でした。（授業も英語で行います）正直私はもう2年、英語を話していません。しかし、自分でも驚きましたが英語はすらすらと淀みなく出てきました。秘訣その一、語りたい事があること。秘訣その二、いつもいつも書いているからなあ。（個人の感想です）
それはともかく、どうして英語となると「役立つフレーズ集！」やら「カフェでチャット」やら安易な手法や講座ばかりが流行るのか。。私には〇〇ダイエットと同じ類にしか思われないのですが。「自然に身に着く」英語マシンで訓練したはずだったゴルファーのＲくんもその後アメリカで英語の記者会見は全くできてません。
落ち着きましょう、皆さん。じっくり座って、This is a pen.の3つの意味から、勉強してみませんか？

山桜たれ知らずとも愛でずとも

4月も下旬、箱根を愛車で走り抜けたらまだ山桜はそこかしこに。山桜は群れない。媚びない。

風邪ニモ負ケズ雪ニモ負ケズ

2014年1月期生さん、皆さん頑張っています。（私の）インフルエンザや雪に授業を中断させられながらも、授業は折り返し点を過ぎ、Introductory,Intermediateともに補講を含めれば出席率はほぼ100%。
私自身複数の英語学校や翻訳学校に通いましたが、これは結構凄い数字。皆さんの学習意欲には頭が下がります。有難い。（生徒数は今後の課題として）私としては何より誇るべき数字。

英辞郎デビュー

3月3日から31日まで1カ月、英語好きな方ならご存知かと思いますが、アルクのウェブサイト英辞郎に
一行広告を出すことになりました。開校1年たたないと広告載せてくれないんですよね、このサイト。

http://www.alc.co.jp/

NEWSは間もなく満1歳になります！この広告を出せたことはそんなわけで少し感慨深いんです。

映画は劇場で

映画好きの後輩三人と蕎麦屋で飲みながら3時間も好きな映画について語るという会をやってしまった。
さあ、どうするもう停まらない。本人たちは童心（？）に返って楽しいことこの上なかったが、周りから見れば4人で200歳を優に超えるおっさんたちが、そんなつるみ方をしてるのはキモかったろうな。でも次回が楽しみなので彼らの話題についていくべく今年は新作を劇場でみるようにしよう。取り急ぎ、園子温の諸作や「七番房の奇跡」「ウルフオブウォールストリート」「小さいおうち」等々。きりがない。